ファミコン探偵倶楽部 笑み男
年末年始休みにプレイを続けていて、休みが明ける前にクリアしていました。
ネットではクリアした人の感想が賛否両論だったようですが、確かにすごく後味が悪いというか、事件解決の達成感のようなものが希薄でした。過去の事件と絡むのはシリーズのお約束ではあるのですが、今作は発端となった最初の事件は実は本筋とはほとんど関係なく、18年前の事件ばかりに焦点が当てられ、それを調査して真相に辿り着いたのは結局空木先生だったためかもしれません。
事件の真相であろう部分が完全にアニメムービーになっていたのは新鮮でしたが、コレも「見ているだけ」だったため“自分の手で事件を解決に導いた”感が薄かったように思います。
…というかアニメの出来はかなり良かったので、このクオリティで「消えた後継者」と「うしろに立つ少女」をアニメ化してほしいのですが(笑)。
クリア後の感想は『ゲームとしての完成度は低くはなく、むしろかなり頑張っていたがシナリオが良くない』と評価せざるを得ませんでした。
おそらく2度目のプレイはないと思います。
自分としてはやはり「うしろに立つ少女」が最高傑作でした。